さくらインターネット専用サーバホスティングからの引越先検討
そもそもの経緯
とあるドメインを、さくらインターネットの専用サーバホスティングで運用しているんだけど、契約したのが約6年前(2004/02)でCPUがCeleron 2.40GHz、メモリが512MBと、サーバスペックが厳しいことになってきた。dmesgの抜粋はこんな感じ。
CPU: Intel(R) Celeron(R) CPU 2.40GHz (2400.41-MHz 686-class CPU) Origin = "GenuineIntel" Id = 0xf27 Stepping = 7 Features=0xbfebfbff<FPU,VME,DE,PSE,TSC,MSR,PAE,MCE,CX8,APIC,SEP,MTRR,PGE,MCA,C MOV,PAT,PSE36,CLFLUSH,DTS,ACPI,MMX,FXSR,SSE,SSE2,SS,HTT,TM,PBE> Features2=0x4400<CNXT-ID,xTPR> real memory = 535756800 (510 MB) avail memory = 510300160 (486 MB)
引越先の検討
主にCPUパワーの増強と費用面での見直しをポイントに、しばらくアップグレードか引越を検討してた。条件は以下の通り。
- OSはFreeBSD
- root権限が使える
- メモリは512MBでOK
- HDDは10GBでOK
- CPUは高速であれば高速であるほどよい
- 初期費用が安い
- 月額費用は9,800円より安くなるとよい
- secondary DNSサービスがあるとよい
FreeBSDでroot権限が使えるのは、さくらインターネット専用サーバホスティングの引越先としては必須。
メモリは現状512MBで足りているので、現状維持できればOK。これ以上負荷をかけるつもりはないし。HDDは、引越を機会にスリム化を図るので、10GB程度のデータ格納領域があれば問題なし。
初期費用は、今の専用サーバだとベーシックプラン(Core 2 Duo, 2GB memory, 500GB HDD)で79,800円だけど、ちょっと手が出ない。初期費用のかからないエントリープランは、OSがCentOS 5だから対象外。
secondary DNSについては、お名前.comなんかのドメイン取得サービスが使えないドメインを運用しているので、ホスティングサービスに付帯していることが望ましい。
引越先の候補 - RootBSD
条件からして該当するサービスが限りなく少ないんだけど、日本国外まで範囲を広げて、VPSによる仮想サーバホスティングでいくつか候補があった。そのうちの一つがRootBSD。XenによるFreeBSDのVPSホスティングを提供していて、メニューはVPS FreeBSD Virtual Private Server Plansに書いてある。256MB memory, 10GB HDDで$19.97/month、初期費用なしとかなりお安いサービスから提供されてる。
契約している知人によると、CPUは同一サーバのVPS間では取り合いになるモノの、リソース制限なしで使えてかなり高速とのこと。Pre Sales Contactから問い合わせたところ、secondary DNSについても提供してるということで、引越先はRootBSDに決定。プランはメモリを考慮して、下から2番目のLambdaプランにすることにした。
参考
- Blog
- RootBSD Official
- さくらインターネット