Tunnelblickを使ってMac OS XでOpenVPNを簡単に利用する

自宅にOpenVPNサーバを用意したので、Mac OS Xでも使えるようにしようと思いついた。
せっかくなのでGUIなクライアントを捜したところ、Tunnelblickというクライアントを発見した。早速使ってみたところ、いいかんじで使えたので、以後はこれを使うことにした。
以下は簡単な設定メモ。OpenVPNの設定ファイルさえ用意してあれば、全くやることナシ。もっとも、設定ファイルの準備が一番大変だという噂。

インストール

インストールは、Mac OS Xの作法通り、dmgファイルをダウンロードして、Tunnelblickをアプリケーションフォルダにコピーするだけ。
初回起動すると、以下のダイアログが出てくる。
http://farm3.static.flickr.com/2137/2046645533_e51da0e7e0.jpg
Continueをクリックすると、~/Library/openvpnが作成され、その中にopenvpn.confが生成される。Tunnelblickは、~/Library/openvpn/*.confを探してきて、confファイルごとに接続/切断を実行できる。設定ファイルの名前はVPN名が分かるものにしておくと幸せ。

接続

タスクトレイの真っ黒なアイコンをクリックすると、Connect 'openvpn'なんて感じで設定ファイル名が表示されるので、選択するだけ。接続できると、向こう側に光があらわれた!!そう、真っ黒なアイコンは闇に包まれたトンネルだったのだ。こういうセンス、好きだな。
http://www.tunnelblick.net/screenshot.png
接続できたら、あとは使うだけ。うちではtapデバイスを使ってBridge VPNで運用してる。問題なし。