2011年11月06日のツイート

Kindle向けの電子書籍レンタルサービスがすごすぎる件

Amazon.comKindle向けの電子書籍レンタルサービス"Kindle Owners' Lending Library"を始めた。これがなんとも太っ腹の内容なので、紹介。

  • ニューヨークタイムズベストセラー100タイトルを含む5000タイトル以上の品揃え
  • レンタル期限は無期限、ただし1度にレンタルできるのは1タイトルだけで、1月に1タイトルのみレンタル可能
  • Amazon Primeサービス(年79ドル)以外に追加費用は不要

また、現時点で利用できるのはKindleバイスのみで、iOSAndroid向けのソフトウェアでは利用不可。
Amazon PrimeのサービスはAmazon.co.jpと同じなので、日本からKindleを使っている人には意味がないけど、このためだけに契約してもいいかも。
あと、本好きとしては日本でもどこかが類似のサービスを実現してくれることを切に願う。できれば読み放題で。ラノベ読み放題とかコミックス読み放題とか、胸が熱くなるな

ISC DHCPを4.2.3にアップグレードした

おうちサーバではDHCPサーバとしてISC DHCP 3.1を使ってたんだけど、脆弱性があるということでportsから削除されてたことに気がついた。というわけで、4.2にアップグレードした。
4.2は3.1に比べていろいろ機能追加されてるけど、うちではIPv4DHCPが動けば十分なので、特に変わったところは感じられない。設定ファイルやleaseファイルもそのまま使えるので、isc-dhcp31-serverを削除して、portsからnet/isc-dhcp42-serverをインストールするだけでアップグレードは完了。

Netatalkを2.2.1にアップグレードした

Mac OS X LionでなんちゃってTimeCapsuleを実現するために、Netatalkを2.2.1にアップグレードした。LionがAFP 3.3を要求するので、以前のNetatalkだとネットワーク越しのTimeMachineがうまく動かないのだ。NetatailのLionサポートがらみではいろいろあったけど、最終的には2.2.1がリリースされたので、今回はそれにアップグレードした。
設定ファイルは2.1で使っていたモノがそのまま使えるので、portupgradeを使って新しくすればおしまい。なお、2.2.1からはAvahiに自らサービスを登録するようになったので、以前の手順で、/usr/local/etc/avahi/services配下に設定ファイルを用意する箇所は必要なくなった。

APPLE Time Capsule 3TB MD033J/A

APPLE Time Capsule 3TB MD033J/A

流行に乗ってSteve Jobsを買ってみた

スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ I

流行に乗って、Steve Jobsを買ってみた。最初はKindle版を買って読み進めてたけど、この手の本を英語で読む気はしなくて途中で放置してた。翻訳版が届いて、先ほど読み終えたところ。
翻訳版の価格は、そこらじゅうで議論になってるけど、個人的にはこの装丁ならこんなもんじゃ?と思う。上下巻に分かれているのも、文字の大きさと発売時期前倒しによるものだろうし。
内容についても皆が語っているので、あえてここで紹介するほどのことはナシ。これを読んで真似をする人が出ないことを祈るのみ。有名人の伝記なんて変人の記録以外の何物でも無いので、「へー」と思って流すくらいがちょうどよい。
このtweetには全く同意せざるを得ないな。
IIもそのうち発売予定だけど、技術史とそれにまつわるエピソードの部分は秀逸で、楽しみ。
スティーブ・ジョブズ II

スティーブ・ジョブズ II

convmvと波ダッシュ問題とworkaround

Sambaのunix charsetをUTF-8に変更したでファイル名のエンコーディングをconvmvを使ってEUCからUTF-8にしたんだけど、いわゆる波ダッシュ問題にひっかかってた。convmvはEUCなファイル名中の「〜」を波ダッシュに変換してくれるんだけど、Windowsから使うときは全角チルダじゃないとうまくアクセスできないアプリケーションがあった。
というわけで、おまかせブログ2.0 - UTF-8 の文字コード 「〜」と「〜」を参考にして、perlスクリプトをでっちあげてファイル名を変換して対応した。

#!/usr/bin/perl -w

my($nowstr) = '〜';
my($newstr) = '〜';

if(!@ARGV){$d=".";}else{$d=$ARGV[0];}
&StrConv($d);

sub StrConv{
  my($dir) = @_;
  my(@f,$fo,$co,$a);

  opendir(IN,$dir);
    @f=readdir IN;
  close IN;

  foreach(@f){
    if(/^[^.]/) {
      $fo = $_;
      $new = $fo;
      if($fo =~ /$nowstr/i) {
        $new =~ s/$nowstr/$newstr/gi;
        rename "$dir/$fo","$dir/$new";
        print "Change: $dir/$fo -> $dir/$new";
      }
      if( -d "$dir/$_" ){
        &StrConv("$dir/$_");
      }
    }
  }
}

Sambaのunix charsetをUTF-8に変更した

おうちのサーバでは、ずいぶん昔からSambaを使ってWindows向けのファイルサーバを運用してた。昔からの設定を引き継いで使っていたので、Samba 3系列で言うところのunix charsetは昔からEUC-JP系列の設定で運用してた。
最近、とある理由でSambaで共有しているディレクトリをApache経由で見せる時に、DirectoryIndexをUTF-8で出力する必要に迫られた。mod_autoindexで作られるIndexは、ファイルシステムのファイル名がそのまま使われるので、Sambaがファイルを作るときにUTF-8なファイル名を付与してくれないと困ってしまう。というわけで、EUC-JPからUTF-8への変更を敢行した。
まずはいつでも戻せるようにsnapshotを作成した。

# zfs snapshot zroot/hoge@beforeutf8

ZFSすばらしい!!
次はSambaの設定を変更した。

        dos charset = cp932
        display charset = cp932
        unix charset = utf-8

最後にEUC-JPなファイル名をUTF-8に変換した。変換にはconverters/convmvを使った。

# convmv -r -f eucjp -t utf8 *
# convmv -r -f eucjp -t utf8 * --notest

最初に--notestなしでdry runしておいて、よさそうなら--notestを指定してファイル名を実際に変換。snapshotがあるから安心して試せるね。ハッピー。